2025年8月19日、待望の無料タクティカルシューター「Delta Force: Hawk Ops」がPS5で正式リリースされました!PC版で話題を呼び、すでに多くのゲーマーが楽しんでいるこのゲームが、ついにコンソールでもプレイ可能に。今回は、PS5版を実際にプレイしてみた感想を、良い点も悪い点も正直に感想を言います
タクティカルシューター好きや、無料で遊べる新作ゲームを探している方は必見です!
Delta Force: Hawk Opsとは?
「Delta Force: Hawk Ops」は、TiMi Studio Groupが開発し、Tencent傘下でリリースされた無料のタクティカルFPSゲームです。
2003年の名作「Delta Force: Black Hawk Down」を現代風にリメイクしたキャンペーンモードや、大規模な32対32のPvPバトル「Warfare」、そして「Escape from Tarkov」に似たエクストラクションモード「Operations」を搭載。PS5版では、クロスプレイやクロスセーブにも対応し、PCやXbox、モバイルユーザーと一緒にプレイできるのが特徴です。
PS5版のリリースは、2025年8月19日に決定し、すでに多くのプレイヤーが参戦。では、実際にプレイしてみてどうだったのか、詳しくレビューしていきます!
プレイした環境と初期設定
PS5 Proでプレイし、4K解像度と60fpsの滑らかなパフォーマンスを期待してスタート。DualSenseコントローラーのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーにも対応しているとのことで、戦場の臨場感が楽しみでした。
ゲームを起動すると、まずオペレーター選択画面が登場。Assault、Recon、Support、Engineerの4つのクラスから選べ、それぞれにユニークなアビリティや装備が用意されています。
APEXみたいにキャラにより能力が違う
私はまずAssaultクラスを選び、M4A1を装備して戦場へ飛び込みました。
初期設定では、メニューやUIが少し複雑に感じました。特に、インベントリやカスタマイズ画面の操作性がやや直感的でない印象。Xでのユーザーの声でも、「メニュー周りの操作性が悪い」との意見が見られました。 ただ、慣れれば問題なく、チュートリアルがしっかり用意されているので初心者でも安心です。
ゲームモードの魅力と感想
1. Warfareモード:大規模PvPの迫力
「Warfare」は、32対32の大規模PvPモードで、広大なマップで陸・海・空を舞台に戦います。戦車やヘリコプター、クワッドバイクなどのビークルが登場し、「Battlefield」シリーズに似たダイナミックな戦闘が楽しめます。
良かった点
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迫力のある戦闘:64人での乱戦は圧巻!特に、PS5の高速ロードと4Kグラフィックのおかげで、爆発や銃撃戦の臨場感がすごい。Dynamic weatherや昼夜サイクルも戦術に影響を与え、戦略性が増しています。
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ビークルの爽快感:戦車で突進したり、ヘリで上空から攻撃するのは爽快そのもの。チームプレイが重要で、仲間と連携して拠点を制圧する瞬間は最高に盛り上がります。
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武器バランス:どの武器も適切なアタッチメントでカスタマイズすれば強力。明確な「メタ武器」がなく、好みのスタイルで戦えるのが良い。
気になった点
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スキルベースマッチメイキング(SBMM):Xやレビューで指摘されているように、SBMMが厳しすぎる印象。初心者と熟練者が同じチームになり、バランスが悪い試合が多々ありました。20キル以上取っても、チーム全体が負けることがあり、ストレスを感じる場面も。
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ビークルのバランス:戦車やヘリが強すぎる場合があり、特定のプレイヤーがビークルを独占して「キルファーム」をする場面が目立ちました。リスポーン時間や使用制限の調整が必要かも。
2. Operationsモード:エクストラクションの緊張感
「Operations」は、最大3人チームで敵AIや他プレイヤーと戦いながらアイテムを回収し脱出するモード。こちらは「Escape from Tarkov」や「DMZ」に近い戦略的なゲームプレイが特徴です。
良かった点
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緊張感のあるゲームプレイ:アイテムを回収して脱出するまでのドキドキ感は格別。仲間との連携が必須で、ボイスチャットを使って作戦を立てるのが楽しい。
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PvEのバランス:AI敵の挙動が賢く、単純に突っ込むと全滅するので、慎重な立ち回りが求められる。戦術シューターらしい奥深さがあります。
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報酬の満足感:ミッションクリア時の報酬や、敵プレイヤーから奪った装備を持ち帰れる達成感が良い。
気になった点
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コミュニケーション不足:野良プレイだと、チームメイトとの連携が取りづらい。ランダムマッチで「ノーコミュニケーション」状態だと、戦略が立てられず負けることが多い。
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メディックの不人気:メディッククラスがあまり選ばれず、復活を待つよりリスポーンを選ぶプレイヤーが多い。復活システムの調整が必要かも。
3. Black Hawk Downキャンペーン:ノスタルジーと現代化
「Black Hawk Down」は、1993年のモガディシュの戦いを再現したキャンペーンモード。ソロまたは協力プレイで楽しめ、映画のようなシネマティックな演出が魅力です。
良かった点
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映画のような没入感:4Kで再現されたモガディシュのマップや、リアルなAIの挙動が素晴らしい。DualSenseのハプティックフィードバックで、銃撃の重みや爆発の振動がリアルに伝わります。
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戦略性の高さ:AIが賢く、カバーや連携をしっかり活用する必要がある。単なる「撃ちまくり」ではなく、頭を使う戦闘が楽しめました。
気になった点
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ストーリーの薄さ:リメイクとはいえ、ストーリー自体はシンプルで、感情移入しづらい部分も。もう少しキャラクターの背景が欲しいと感じました。
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バグの存在:まれにAIが壁に引っかかったり、ミッション進行が止まるバグに遭遇。正式リリース直後なので、今後のアップデートに期待です。
PS5版ならではの特徴
PS5版は、コンソール向けに最適化されており、以下の点が特に印象的でした:
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グラフィックとパフォーマンス:4K/60fpsで動作し、ロード時間もほぼゼロ。PS5のSSDを活かした快適なプレイ環境は、文句なし。
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DualSenseの活用:ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーが、銃の反動や環境の変化をリアルに表現。特にスナイパーライフルを撃つ時のトリガーの抵抗感が良い。
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クロスプレイのスムーズさ:PCやXboxのプレイヤーとマッチングしても、ラグはほとんど感じず。ExitLagのようなサービスがなくても、安定した接続で遊べました。
総合評価:無料でこのクオリティならアリ!
「Delta Force: Hawk Ops」は、無料とは思えない高品質なタクティカルシューターです。Warfareモードのダイナミックな戦闘、Operationsの緊張感、Black Hawk Downの映画的体験はどれも魅力的。特にPS5の性能を活かしたグラフィックとDualSenseの没入感は、コンソールゲーマーにとって大きなプラスです。