「ゲームに集中したいのに、1時間もすると耳が締め付けられて痛い…」 「ヘッドセットを外した瞬間、開放感よりも痛みがジンジン残る…」
もしあなたが今、こんな悩みを抱えているなら、この記事はあなたのためのものです。
こんにちは、自宅に50台以上のオーディオ機器を積み上げているゲーミングデバイスオタクです。私自身、かつては「音質こそ正義」と信じ、重たくて側圧(締め付け)の強いヘッドセットを無理して使い、耳の痛みに耐えながらランクマッチを回していました。
しかし、断言します。「痛み」はプレイスキルを劇的に低下させます。
耳が痛くならないゲーミングヘッドセットを選ぶことは、エイム練習をするよりも即効性のある「強くなるための投資」です。
この記事では、私の失敗談と膨大な検証データに基づき、長時間つけても羽のように軽い「耳が痛くならないヘッドセット」の選び方と解決策を解説します。
もう、痛みでヘッドセットを投げ捨てる必要はありません。
1. なぜゲーミングヘッドセットで耳が痛くなるのか?
結論から言うと、耳が痛くなる最大の原因は側圧の強さ」と「イヤーパッドの素材・深さ」のミスマッチです。
側圧(締め付け)が強すぎる
ゲーミングヘッドセットは遮音性を高めるため、一般的なヘッドホンよりも強く耳を挟み込む設計になっていることが多いです。これが長時間続くと、耳の軟骨や眼鏡のツルが圧迫され、激痛を引き起こします。
イヤーパッドの形状と素材
耳全体を覆うオーバーイヤー型でも、パッドが浅すぎるとドライバー(スピーカー部分)が耳に接触して痛くなります。また、硬いレザー素材は蒸れやすく、皮膚への摩擦負担も大きいです。
2. 【実体験】激痛で集中力が途切れ、クラッチに失敗した話
私がデバイス選びにこだわり始めたきっかけは、ある苦い経験からです。
当時、プロも使っているという理由だけで、重量350g超えの密閉型レザーヘッドセットを使用していました。
APEXのランクマッチ、残り3部隊の重要な局面。すでに3時間以上プレイしており、耳は万力で締め上げられたように痛んでいました。
「痛い、外したい…」
ふと意識が耳の痛みに向いた一瞬、敵の足音を聞き逃しました。結果はあえなく敗北。デバイスのせいにしたくはありませんでしたが、明らかに「不快感」が集中力を奪っていました。
この経験から私は学びました。 「最高の音質よりも、最高の装着感こそが、長時間のゲームプレイには不可欠である」と。
3. 耳が痛くならないヘッドセットを選ぶ3つの基準
では、具体的に何を見れば「痛くない」ヘッドセットに出会えるのでしょうか。オタク視点で見るべきスペックは以下の3点です。
① 重量は「280g以下」を目安にする
結論として、軽さは正義です。300gを超えると、首と耳周りへの負担が指数関数的に増えます。
- 理由: 重力による下方向への力が減れば、それを支えるための側圧も弱くて済むからです。
- 具体例: 軽量化を謳うハニカム構造のマウスと同様、ヘッドセットも近年は200g台前半のモデルが登場しています。
② 「布製(ベロア・メッシュ)」のイヤーパッドを選ぶ
レザー製ではなく、通気性とクッション性に優れたファブリック素材を選んでください。
- 理由: 柔らかい布素材は、眼鏡のツルを包み込むように変形するため、点での圧迫を防ぎます。
- 注意: 遮音性は若干落ちますが、快適性とのトレードオフとしては安すぎます。
③ 「サスペンションバンド」等の荷重分散構造
頭頂部で一本で支えるタイプではなく、ゴムバンドなどで頭全体に重さを分散させるタイプが推奨です。
- 理由: 耳にかかる負担の一部を頭全体へ逃がすことができるからです。
4. 今すぐできる痛み対策(買い替え以外)
「今はまだ買い替えられない」という方のために、応急処置も紹介します。
- ティッシュ箱で挟む: ヘッドセットをティッシュ箱などの幅のあるものに一晩挟み、側圧を物理的に弱めます。
- イヤーパッド交換: Amazon等で、現在使用中のモデルに対応した「社外製の厚手パッド」が売っている場合があります。これに変えるだけで世界が変わります。
耳が痛くならないゲーミングヘッドセットおすすめ4選
Razer BlackShark V2 X
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「軽さ」が正義(250g以下) V2 Xは約240gと超軽量。重いと眼鏡のフレームが耳に食い込むため、とにかく軽いものを選びましょう。
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「低反発クッション」の厚み 眼鏡の形に合わせて凹んでくれる「厚手のメモリーフォーム」素材が必須。V2 Xはこのクッション性が非常に優秀です。
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「締め付け(側圧)」の緩さ V2 Xのような「ワイヤー固定式」は圧力が分散されやすく、眼鏡のツルが頭に押し付けられる痛みを防げます。
一言アドバイス: V2 Xはコスパ最強ですが、もし予算に余裕があり「もっと蒸れにくさ」も求めるなら、パッドが布素材の上位モデル(BlackShark V2)も検討アリです。
SteelSeries Arctis Nova 3PW
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260gの超軽量設計: V2 X(240g)に匹敵する軽さです。ワイヤレス機はバッテリーを積むため重くなりがちですが、これは驚異的な軽さで眼鏡への負担を抑えています。
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デュアルワイヤレス接続: 付属のドングル(2.4GHz)による超低遅延接続に加え、Bluetoothにも対応。PC/PS5でゲームをしながら、スマホで通話や音楽を聴くといった使い分けが可能です。
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AirWeave(布製)クッション: V2 X の合皮とは異なり、通気性の良いメッシュ素材を採用しています。蒸れにくく、眼鏡のフレームが当たる部分もさらっとしています。
Logicool G G735
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「締め付け(側圧)」が非常にソフト: 眼鏡ユーザーが最も苦しむ「ツルがこめかみに刺さる痛み」を抑えるため、側圧がかなり弱めに調整されています。
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雲のような「極厚」クッション: 「Cloud-soft」と呼ばれる非常に柔らかい低反発素材を採用。眼鏡のフレームをクッションが優しく包み込み、隙間を作らず密閉しながらも圧迫感を与えません。
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「小さめ~標準」の頭のサイズに最適化: 一般的なゲーミングヘッドセットが「大きすぎて眼鏡がズレる」という人でも、しっかりフィットするように設計されています。
Turtle Beach Stealth 600 Gen 3
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「ProSpecs™(プロスペックス)」技術: イヤーパッドの眼鏡のツルが当たる部分だけ、**クッションが意図的に柔らかく(または凹むように)**作られています。これにより、フレームが頭に押し付けられる痛みが物理的に解消されます。
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驚異の80時間バッテリー: 2026年現在の最新モデルの中でもトップクラスの電池持ちです。一度充電すれば数週間放置しても使えるレベルで、充電の手間から解放されます。
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「2.4GHz無線 + Bluetooth」の切り替え: ボタン一つでPC接続とスマホ接続を切り替えられます(同時再生ではなく切替式ですが、その分接続が安定しています)
