『オーバーウォッチ2(OW2)』や『Apex Legends』など、FPSゲームでの勝利には音の定位感や快適な装着感が不可欠。
Razer BlackShark V2 HyperSpeedは、eスポーツ向けの超軽量ワイヤレスヘッドセットとして、2023年に登場し、2025年現在も高い人気を誇ります(価格:約19,980円、2024年3月改定)。
軽量280g、70時間バッテリー、優れたマイク性能が特徴ですが、完璧ではない点も。この記事では、ゲーマー目線でメリット・デメリットを
Razer BlackShark V2 HyperSpeedの基本仕様
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重量:280g(シリーズ最軽量クラス)
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ドライバー:Razer TriForce チタン50mm(高・中・低音を個別調整)
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接続:2.4GHz HyperSpeed Wireless、Bluetooth 5.2、USB-C有線
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バッテリー:最大70時間(15分充電で6時間使用可)
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マイク:Razer HyperClear 超広帯域マイク(固定式)
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ソフトウェア:Razer Synapse(EQ、マイク設定、THX Spatial Audio対応)
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対応プラットフォーム:PC、PS4/5、Switch(有線/無線)、スマホ(Bluetooth)
軽量設計と長時間バッテリーで、FPSの長時間ランクマッチやeスポーツに最適。
デメリット:注意すべき3つの弱点
完璧ではない点も。以下、ゲーマーが知っておくべきデメリット(検証レビューより)。
1. 音質と定位感は価格相応
詳細
低音は迫力あるが、中高音がやや弱く、音がぼやける場合あり(モニターコメント)。同社のBlackShark V2 Proや有線モデル(V2、V2 X)に比べ、細かな音のニュアンスが劣る。定位感は良好だが、斜め方向の音は慣れが必要。
FPSでの影響
敵の足音を捉えるのは可能だが、完璧にここにいるとは難しく、ここら辺にいるというのが分かることができる
トップティアの有線ヘッドセットに劣る
2. マイクに軽いノイズ
詳細
超広帯域マイクは優秀だが、話し始めに「無線っぽい」ノイズが混じる場合あり(モニターコメント)。VC重視のOW2プレイヤーには気になる可能性。
対策
Razer Synapseでノイズキャンセリングを調整。マイク位置を口元に近づけると改善
3. ノイズキャンセリング性能が弱い
詳細
密閉型イヤーカップだが、ノイズキャンセリングは非搭載で、空調や生活音が聞こえる(レビュー)。集中力が求められるeスポーツ環境では不利。
メリット:ゲーマーが喜ぶ5つの強み
BlackShark V2 HyperSpeedは、FPSゲーマーに以下のメリットを提供します(検証レビューより)。
1. 超軽量280gで長時間快適
詳細
280gはワイヤレスヘッドセットで最軽量クラス(Proモデル320gより40g軽い)。メガネ着用でも耳や頭に負担が少なく、3時間以上のFPSプレイでも疲れにくい。
2. 70時間バッテリーで充電の手間ゼロ
詳細
最大70時間の連続使用(実使用で約50~60時間)。15分充電で6時間プレイ可能(公式)。充電切れの心配が少なく、ランクマッチ連戦に最適。
3. 優れたマイク性能でクリアなVC
詳細
Razer HyperClear 超広帯域マイクは、ヘッドセット内でトップクラスの音質(レビュー)。自然な声で、チーム戦の連携がスムーズ。
比較
ロジクールG435など同価格帯の無線モデルよりクリア(ユーザー比較)。ただし、USBマイクには劣る
4. 柔軟な接続オプション
詳細
2.4GHz低遅延無線、Bluetooth 5.2、USB-C有線に対応()。PC、PS5、スマホをシームレスに切り替え可能。ケーブル接続で充電切れ時も使用可()。
5. THX Spatial Audioで定位感を強化
詳細
Razer SynapseでTHX Spatial Audioをカスタム。足音や銃声の方向が明確(モニターコメント)。
カスタム
イコライザーで低音を抑え、中高音を強調すると足音が聞き取りやすい(推奨設定)。
向いているゲーマー・向いていないゲーマー
向いている人
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軽量で多接続対応のオールインワンヘッドセットを求める人()。
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OW2のロードホッグやダイブタンク(レッキング・ボール)でVCを活用するプレイヤー。
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予算2万円以内で高コスパを重視する人()。
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向いていない人
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最高クラスの音質・定位感を求めるプロゲーマー(V2 Pro推奨)。
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ノイズキャンセリングを重視する人(例:AirPods Pro)。
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マイクに一切のノイズを許さない配信者。
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カラーはブラックと、ホワイトの2色あり
ホワイトの方が若干高くなります