『レインボーシックス シージ』(R6S)の防衛オペレーター「WARDEN(ウォーデン)」は、スモークやフラッシュを活用する攻撃側の戦略を封じるユニークな能力を持つキャラクターです。
このガイドでは、WARDENの性能、装備、立ち回り、そしてスモークとフラッシュ対策のポイントを解説します
WARDENの基本情報
名前: コリン・マッキンリー
所属: シークレットサービス(アメリカ)
誕生日: 1971年3月18日
スピード: ★★☆(2)
アーマー: ★★★(3)
役割: アンカー、スモーク&フラッシュ対策
WARDENは元海兵隊員で、シークレットサービスでの大統領警護の経験を持つエリート。スタイリッシュなスーツとスマートグラスがトレードマークで、スパイ映画の主人公のような雰囲気を持っています。彼の固有ガジェット「グランススマートグラス」は、視界を妨げるスモークやフラッシュを無効化する能力を持ち、特定の状況下でゲームの流れを大きく変える可能性を秘めています。
固有ガジェット:グランススマートグラス
能力概要
グランススマートグラスは、以下の効果を発揮します:
-
スモーク透視: スモークグレネードやSENSのR.O.U.プロジェクターの煙幕を透過し、敵の位置を確認可能。
-
フラッシュ無効化: BLITZのフラッシュシールドやYINGのカンデラ、スタングレネードの効果を軽減または無効化。すでにフラッシュを受けた状態でも、グラスを起動することで視界を回復可能。
-
制限: グラスは静止している時に最大の効果を発揮。移動やリーン、しゃがみなどの動作を行うと透視効果が低下する。また、ゲージ制で使用時間に制限があり、使い切るとリチャージ(約10秒)が必要。
注意点
-
静止が鍵: スモーク内で敵を視認するには、完全に静止している必要があります。動くと視界がぼやけ、効果が大幅に低下します。
-
効果音: グラスの起動・停止時に特徴的な音が鳴り、敵に位置を気付かれる可能性があるため、タイミングに注意が必要です。
-
EMPの影響: THATCHERのEMPグレネードを受けると一時的に使用不能に。IQのデバイス探知機にも探知されるため、潜伏位置の管理が重要です。
装備
プライマリーウェポン
-
M590A1(ショットガン): 近距離戦で高い威力を持つが、連射速度が遅く、中・遠距離では不利。サイトの補強や壁の開通に使える。
-
MPX(サブマシンガン): 高い連射速度と扱いやすさが特徴だが、ダメージが低め。VALKYRIEと同じ武器で、近~中距離での戦闘に向く。
セカンダリーウェポン
-
P-10C: 安定したダメージと精度を持つピストル。遠距離での戦闘でも頼りになる。
-
SMG-12: 高い連射速度を持つマシンガスピストルだが、リコイルが強い。接近戦で有効。
ガジェット
-
有刺鉄線: 敵の進行を遅らせ、足音を大きくする。ポイント防衛時に有効。
-
展開型シールド: 射線を遮り、WARDENのアンカーとしての役割を強化。スモーク対策のポジション確保に役立つ。
WARDENの強みと弱み
強み
-
スモーク対策の特化: スモークグレネードやGLAZのスモーク内射撃、SENSのスクリーンを無効化し、敵の設置戦略を妨害可能。特に、攻撃側がスモークを使った強行設置を試みる場合(例:山荘地下、オレゴン地下)に輝く。
-
フラッシュ耐性: BLITZやYINGのフラッシュを無効化し、接近戦での優位性を確保。フラッシュを受けた後でも視界を回復できるのは大きなアドバンテージ。
-
アンカー適性: 高いアーマーと展開型シールドの組み合わせで、ポイント防衛に最適。静止ポジションでのスモーク透視が強力。
弱み
-
受動的ガジェット: スモークやフラッシュを敵が使用しない場合、ガジェットの価値がほぼゼロ。相手依存の性能はピックの難しさにつながる。
-
静止の制約: スモーク透視には静止が必要で、動的な戦闘には不向き。敵の動きを予測し、適切なポジションを維持する必要がある。
-
限られたチーム枠: 5人しか選べない防衛側で、JAGERやMUTE、SMOKEなど他の汎用性の高いオペレーターと比較されがち。
立ち回りのポイント
1. ポジションの選定
WARDENはアンカーとしてポイント内で待機し、スモークやフラッシュを使った敵の侵入を防ぐのが基本戦略です。以下のようなマップや状況で特に有効:
-
山荘(地下): スモークを使った強行設置が頻発するマップ。展開型シールドを活用して射線を確保し、グランスで敵を視認。
-
オレゴン(地下): 狭いエリアでスモークが多用されるため、WARDENの能力が活きる。
-
クラブハウス(CCTV): スモークを通じた設置を阻止しやすい。
静止ポジションを確保し、敵のスモーク使用を予測してグランスを起動しましょう。展開型シールドや有刺1580鉄線を組み合わせると、より安全にポジションを維持できます。
2. ゲージ管理
グランススマートグラスは最大20秒の使用時間を持ち、使い切ると10秒のリチャージが必要です。無駄に起動するとフラッシュやスモークへの対処が間に合わなくなるため、以下を心がけましょう:
-
敵のスモークグレネードやYINGのカンデラの音を確認してから起動。
-
連続するフラッシュ(例:2連続のスタングレネード)に対応できるよう、ゲージを温存。
3. チームとの連携
WARDENのガジェットは単体では限定的な効果しか発揮しません。以下のようなオペレーターと組み合わせることで、能力を最大化できます:
-
JAGER: ADSでスモークグレネードやフラッシュを一部無効化し、WARDENの負担を軽減。
-
MAESTRO: 防弾カメラでスモーク内の敵を捕捉し、WARDENの透視能力を補完。
-
SMOKE: ガスグレネードで敵の動きを制限し、WARDENがスモーク内で優位に立つ時間を稼ぐ。
4. スモーク&フラッシュ対策の具体例
-
対GLAZ: GLAZのスモーク内射撃を無効化。静止して射線を確保し、カウンターを狙う。
-
対BLITZ: フラッシュシールドの効果を無効化し、接近戦で優位に。SMG-12で素早くキルを狙う。
-
対YING: カンデラのフラッシュを回避し、スモーク内での設置を阻止。展開型シールドを活用して安全に戦う。
WARDENの評価とピックの価値
WARDENは状況依存のガジェットゆえに、ピック率は低めです。しかし、特定のマップや敵の編成(GLAZ、YING、BLITZなど)に対しては非常に強力。
特に、プロリーグやクラン戦のようなセットプレイが多用される場面では、スモークを使った設置を阻止する貴重なオペレーターとして輝きます。
一方で、JAGERやSMOKE、MAESTROなど汎用性の高いオペレーターと比較されがちで、5人枠の中でピックする優先度は低いとの声も。
ニトロセルの追加やスピード向上により以前よりは強化されたものの、初心者には扱いが難しいオペレーターと言えるでしょう。