『オーバーウォッチ2』(OW2)のタンクヒーロー、ラインハルトは、強力なバリアと近接攻撃でチームの前線を支える要の存在です。しかし、適切な立ち回りとアンチピック対策がなければ、前線を維持するのは困難です。
この記事では、ラインハルトの基本性能、効果的な立ち回り、アンチピックへの対策を解説しています
ラインハルトの基本性能
ラインハルトはタンクロールのヒーローで、HP700(ヘルス400+アーマー300)を持ち、近接攻撃とバリア展開が特徴です。主要アビリティは以下の通り:
ロケット・ハンマー
近距離で高ダメージを与えるメイン攻撃。範囲攻撃で複数敵を同時に攻撃可能。
バリア・フィールド
2000の耐久値を持つシールドで、味方を敵の攻撃から守る。
チャージ
敵を突進で捕らえ、壁にピン止めして大ダメージを与える。
ファイア・ストライク
遠距離攻撃で、貫通する炎の波を放つ。
アース・シャター
(アルティメット):前方に衝撃波を放ち、敵をノックダウン。
ラインハルトは前線を押し上げる「ラッシュ」構成で特に輝きますが、バリア管理と位置取りが鍵となります。
ラインハルトの立ち回り:前線維持のコツ
1. バリア管理を徹底する
バリア・フィールドはラインハルトの生命線ですが、耐久値が0になると5秒間使用不可になります。以下のポイントを意識しましょう:
バリアの出し入れ
敵の攻撃が集中する前にバリアを一時的に下ろし、耐久値を回復させる。たとえば、敵のポークダメージ(遠距離攻撃)が強い場合、短時間バリアを展開し、すぐ下ろして回復を待つ。
味方の位置を確認
バリアは味方のDPSやサポートを守るために使う。孤立した位置でバリアを張ると意味が薄れるので、チームと連携を。
コーナー活用
マップの角を利用してバリアの露出を減らし、敵のダメージを最小限に抑える。
2. 積極的な前進と引き際の判断
ラインハルトは前進して敵を圧倒するスタイルが得意ですが、無謀な突進は危険です:
押し引きのタイミング
味方のヒール量や敵のアルティメット状況を考慮し、適切なタイミングで前進。たとえば、敵のアース・シャターが溜まっていそうな場合は慎重に。
チャージの使い方
チャージは強力ですが、敵陣深くに飛び込むと孤立するリスクが。短距離のピン止めを狙い、壁が近い場所で使うのが安全。
アース・シャターのタイミング
アルティメットは敵のバリアが下がった瞬間や、集団戦の開始時に使うと効果的。単体キルを狙うより、複数人を巻き込む状況を優先。
アンチピック対策:ラインハルトを止める敵への対処
ラインハルトには明確なカウンターヒーローが存在します。以下に主要なアンチピックと対策を解説します。
1. 遠距離高火力ヒーロー(例:ファラ、エコー)
-
脅威:ラインハルトのバリアは空中攻撃に弱く、ファラやエコーの遠距離ダメージでバリアが素早く破壊される。
-
対策:
-
DPSに任せる:味方のヒットスキャン(ソジョーン、キャスディ)やエコーにファラ対策を依頼。
-
位置取りの工夫:屋根のあるエリアや狭い通路に移動し、空中からの攻撃を避ける。
-
ファイア・ストライクで応戦:遠距離の敵に多少のダメージを与え、プレッシャーをかける。
-
2. バア破壊特化(例:ジャンクラット、バスティオン)
-
脅威:ジャンクラットやバスティオンの高火力でバリアが瞬時に溶ける。
-
対策:
-
素早い前進:バリアが壊される前に近距離戦に持ち込み、ロケット・ハンマーで反撃。
-
サポートの援護:キリコの「鈴」やバティストの「不死装置」で耐久力を補強。
-
マップ活用:障害物を利用して敵の直線的な攻撃を遮る。
-
3. 機動力の高いヒーロー(例:トレーサー、ゲンジ)
-
脅威:ラインハルトの近接攻撃は機動力の高い敵に当たりにくい。後衛を荒らされるとバリアが無意味に。
-
対策:
-
サポートのフォーカス:ブリギッテやモイラなど、近距離で対処可能なサポートに後衛を守ってもらう。
-
位置の調整:後衛に近づき、トレーサーやゲンジが孤立する状況を作る。
-
チャージの予測:敵の動きを読み、チャージで一撃を狙う(ただしリスク高)。
-